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Onokuwaのクリエイター支援通貨 CLAP

Onokuwaという会社が、CLAPという仮想通貨とそれを使うアプリをリリースしている。なんでも、クリエイターとファンを繋ぐ経済圏を作ることが目的だそうだ。当ブログも経済圏の創出を目指しているので、興味がある。

CLAPはVALUと違って、円やビットコインと紐づかないという特徴があって、これは凄く好ましいことと思う。CLAPを獲得するには、現実世界のどこかにある「CLAP SPOT」に足を運ばないといけない。そこでQRコードを読み込むことになるよう。

(※いつの間にかアクセスできなくなってました。Onokuwaに何があったのか?)

http://www.clapworld.io/

CLAPを手に入れると何が出来るのかは、定かではない・・・。足を運んだ先のクリエイターさんの特典なり、手に入るのかもしれない。何しろ経済圏を作りたいらしいし、オリコンなんかに代わる評価指標になりたいといってるので、いろいろ企画をしているのだと思う。

コラボをしている音楽グループとして、Miliがいる。

http://projectmili.com/

ビジュアルとしては、こういうプロダクトに似合う系統。個人的にも好み。曲はまだ聴いてないw

ブロックチェーン屋さんとしては、ブロックチェーンをどういう状態で組み込んだ設計をしているのか、そこが知りたいんだが、情報がない・・・。

4月のTechCrunchの記事 によると、こんなふうに書いてあるが・・・。

森川氏は「新しい価値指標としてのCLAPには、透明性と特定の機関に依存しないことを求めて、ブロックチェーンを使うことを選んだ。ブロックチェーンを利用することで、指標をグローバルに広めることもできる」と話している。「またブロックチェーンは個人間のP2P取引に用いられる仕組み。たまったCLAPをファンからクリエイターへ、クリエイターが別の才能を持つクリエイターへ、という形でやり取りすることで、価値を個人間で流通させることも目指している」(森川氏)

ブロックチェーンを採用しても、自動的に透明性や非中央集権制が確保できるわけではない。パブリック型・コンソーシアム型・プライベート型で、また、合意形成のアルゴリズムの種類で、その辺の性質は変わってくる。もっというと、Ethereumやビットコインのフォーク騒ぎを見れば分かるように、コミュニティのガバナンスが大きく影響してくる。

もし、CLAPに採用されているブロックチェーンが、株式会社Onokuwaが単独で運用するプライベートチェーンならば、一般ユーザーから見れば、それは単に株式会社Onokuwaを信用するだけの話で、ブロックチェーンかどうかはあまり意味がないんだよなあ。このケースでは、ブロックチェーンで動いていようが、WEB+DBで動いていようが、

ブロックチェーンなら何となく新しいから信用できそう

くらいのイメージ以上の違いはないのだ。完全プライベートチェーンで意味のあるユースケースはほんとう難しくて、こないだ「おお!!これは!!!!!!!」みたいな、プライベートチェーンならではの社内アプリ(そう、社内向けだからプライベートチェーンが生きるのだ)がスタートするかと思ったら、以後音沙汰なしてガッカリしているくらい。

オリコンに代わる指標を作るという意志があるみたいなので、そこはブロックチェーンを使う意味が出てきそうだけど、やっぱりそこでもプライベートなのかパブリックなのかコンソーシアムなのかってことは、変わらず問題なのだよなあ。

やりようによっては、コンソーシアム型チェーンで評価指標を作るのはありえると思う。

とりあえずCLAP、落としてみます。参加クリエイター、増えますように。